ろっかーの中

ちょっぴりオタクでちょっぴりバンギャなアングラ乙女の日記

【ユーリ!!! on ICE】第9滑走の考察、感想(YOI9話ネタバレ有)

天田だよー。YOIを記事にした瞬間、見事に身バレしました天田だよー。

 

さて、そんな話はどうでもいい。

今回も前回同様、短いけれど自分のメモ用に綴っていきます。

YOI9話。今回も最高にしんどかったですね。

 

前回の記事で書いた“勇利引退説”が濃厚になってきました。

rock-ker.hatenablog.com

 

勇利にとってヴィクトルという最強の味方をつけて挑んだロシア大会。

最後はヴィクトルがいない状態での試合になってしまいましたが、今までのヴィクトルとの思い出を回想シーンで振り返りながら演技している姿はとても愛を感じました。

極端な言い方をしてしまえば、勇利とヴィクトルで完成させたプログラム自体が彼らの子供の如く愛されているというのが印象的。

勇利自身の勝ちたいという気持ちが愛という鎧を纏って強くなっている。そんなプログラム。

ただ、その鎧はヴィクトルがいてこそ装備が整うけれど、今回の装備は少し脆かったかな。考え事をしていたり、試合自体に集中しきれていなかった。ユーリが途中で応援したくなった気持ちもわかる。ユリオはある意味、心ではヴィクトルと勇利の関係を選手として一番よく理解している。だからこそ、ヴィクトルがいてこそのプログラムの不完全さに目が行ってしまったのかもしれない。

勇利がヴィクトルなしでリカバリーしきれなかった部分、それが今回の試合では仇となった。戦略負けした部分でもあるのかなぁ。残念。

でも、そんな時にきちんと叱ってくれるヤコフがいてくれて本当によかった。

ヴィクトルのことを今はコーチとして認識していて、尚且つその教え子を叱れるヤコフの優しさ。勇利がハグしたのも、自分を叱って愛をくれたヴィクトルの姿をヤコフに重ねて、ヤコフが自分のことを見ていてくれたという感謝の気持ちからきているのだとしたら、ヤコフのヴィクトルへの愛が形を変えて勇利を救ったことになる。本当に良いコーチ。

 

勇利にとってヴィクトルとはお守りのようなものだと前回の記事で記述しましたが、その説を持って言うのであれば、9話ではお守りなしの勇利の実力(メンタル含め)が顕著になった試合だと感じました。

 

9話ではヴィクトルの日本滞在中の心情を繊細に語るシーンがなかったから断言できないけれど、勇利を再会した時の表情を見るに、かなり不安だった様子。

お互いに依存している状態になっているのか?といえばそうではない。

依存し合っていれば勇利がヴィクトルを日本に送り出すことはできなかったはず。

きっと、勇利自身の結果だけでなくコーチとして自分がその場で会場の空気を感じたり評価を受けられなかったことに対しての不安も併せて感じていたのだろう。

とはいえ、自分が信頼しているヤコフに勇利を預けたのだから失敗はないって感じなのかな。

 

そして、他の選手の話は割愛しますが、結果が出て外でユリオと会うシーン。

あー!!!!

勝生勇利に一生ものの友達ができた!!!!!!

って感動した。

もうユリオは勇利の友達です。恋していた幼馴染はもう一人の幼馴染と結婚して、友達とは言っても家族ぐるみの付き合い……そんな中で、自分が大切にしていたスケートを通してピチット君とも違う闘争心を露にしながら戦っているユーリ・プリセツキーという友達が彼にできたのです。よかったね、よかったね、よかったね……しか言えない。

そして、屈託のない笑顔を浮かべるユリオにひたすらアガペーを感じた。

彼自身、アガペーというプログラムを通して人に関心を持って優しく接する心が持てたのだな……と思うと、ヴィクトル・ニキフォロフはとんでもない財産をユリオにプレゼントしたのだと思います。

 

ただね、今回特に気になったのはJJの存在。

 

JJは一切他の選手との闘争心を燃やそうとしない。唯一ヴィクトルを越えるという目標を掲げながら滑っている。そこには家族、恋人、国の為……という自分のポリシーを持って演じているけれど、勇利やユリオのような「このジャンプで勝つ」だとか「コンディションが~」だとかいうレベルの話を一切持ち込まない。

そもそも、以前勇利はヴィクトルを越えるなんて……ということすら口にしていた。最近になって彼の想像を超えてやるという意志が芽生えてきたけれど、彼は23歳(誕生日を迎えていない)で気づくのが少し遅かったのかもしれない。JJは19歳で既にヴィクトルを越えてやろうというメンタルを持っている。そこの意識の違いは大きいはず。

ひたすらに“俺が一番”という精神の元、ジャンプも綺麗に決めて演技にすんなりと入り込む。

そんなJJに今回こそは負けたくないと挑んだユリオ。

試合では“勇利”に勝つというよりは“JJ”に負けたくないと気合いをいれていた。

あれ?なんかおかしくない……?

このままじゃ勇利→ユリオ→JJという追いかけ方になってしまうよ???

と、思っていたら案の定な結果に。

ここで目標とするもののレベルの違いが現実に起こった結果として結びついてしまった。

ヴィクトルがいれば他の選手みたいに国の為だとか気にせず二人の世界感を作りながら二人の思い出の為だけにあのプログラムを滑りきることができるから、あまり関係ないけれど、今回みたいに勇利のメンタルや思考に歯止めをかけたり誘導することができないと余計なことを考えちゃったりして失敗しちゃうのが勇利だった……と、最近はヴィクトルがいたから忘れかけていたのを改めて思い出した。

そう考えると、多少強引だったとしてもヴィクトルは勇利を自分に引き込むのが上手かったというか、勇利はそれだけヴィクトルしか目に入っていなかったんだなと感じた。

 

空港に来てそれが形になるんだけど……

空港で勇利とヴィクトルが走ってハグするシーンはね、なんかもうヒロインが外国から帰ってきて感動のハグをするみたいな感じにパッと見では見えてしまう…(笑)

でも、実際は勇利が受け入れた自身の弱さと決意、ヴィクトルの少し弱気な不甲斐なさと本音が一気にダダ漏れになるシーン。

これね、ただ「ハグしてんじゃん!?え!?プロポーズ会見ですか!?!?!?!?!?」ってなる方もいるかもしれないけれど、本当に凄いシーンだと私は思っているんです。

言葉を交わさずにハグをする。そこに勇利とヴィクトルが会っていなかった間の時間だとか愛だとか関係なくて、ただ二人の中に共通して存在していた虚無感と不安が一気に安堵に変わる瞬間なんですよ。離れたからこそわかるお互いの大切さや、相手が補ってくれていた自分の足りなかった部分を感じる瞬間。画面にマッカチンが移った後はお互いの存在しか画面に映らないし、ハグした瞬間にやっと周りの情景が描かれる。あのシーンは彼らの視界に入っているものしか描かれていない。あれが彼らが出会ってからの視野、見えているもの……そのものだった。

ひえーーーっ。

そして、ここで「引退まで僕のことお願いします」と勇利に告げられるヴィクトル。

プロポーズみたいってもう…たしかに、彼らはスケートを通してコーチと生徒という関係の婚約をして、勇利の言う引退(終わり)に向かって走り続けている関係。

そこに引退があるのだから、それはもう言い方を変えればゴールインで結婚なのではないかと。

前回の記事の話が再び登場で申し訳ないのですが、彼らはコーチと生徒の関係が終わったとしても、そこにはコーチでもなければ生徒でもない、友人でもなければ恋人でもない、神様でもなければお守りでもない……唯一無二の関係でずっとそばにいられるんですよね。もうそれって人生の伴侶を手に入れた感覚と一緒じゃない?と私は思ってしまうわけです。

互いにフィギュアスケート人生をかけている相手なのだから、むしろそれくらいの決意がないと身を委ねることはできないですよね。

 

あー、来週どうなってしまうんだろうか。

てか……ワンクールってこんなに早かったっけ?

 

是非、最後は成長して大きくなったユリオの後ろ姿が長谷津駅に立っていて「待ってろよ、カツ丼」って呟いて二期に繋がるような最後だったらいいな……。

そんな妄想をしながら、心は10話を見たいと叫んでいます。

 

んーーーーー!!!!!

YOI終わったらどうしよう!!!!!!!!!楽しみがなくなっちゃう!!!!!!!!!

 

はい、今回は短いけれどここまで。

次回が楽しみ。

 

あでゅーん。